旅に必須のスーツケース。価格や機能も様々でどれ選べばよいか迷いますよね。
安いスーツケースもいいけど、長距離を移動する時に使うものなので、壊れやすいものは困ります。
この記事では、耐久性を確認するためのポイントや、出張で使う場合の便利な機能やマナーなど、目的によって、スーツケースを選ぶポイントについてご紹介いたします。
スーツケースを選ぶポイント
皆さんが購入するとにチェックするポイントは以下でしょうか？
今回はポイントごとにご説明します。
- サイズ
- 機能性
- デザイン
- 耐久性
- ブランド
スーツケースのおすすめサイズ
サイズは旅の日数や目的、交通手段によって選びます。
それぞれの用途によってのおすすめサイズを紹介します。
旅の日数によって選ぶ
よく目安として以下の表のようなサイズが目安とされています。
宿泊数とスーツケースのサイズの目安
| 1泊 | 20L〜30L |
| 2〜3泊 | 30L〜45L |
| 4〜5泊 | 45L〜70L |
| 6泊以上 | 70L以上 |
しかし、連泊の場合でも、宿泊先に洗濯できる環境があるか、シャンプーやパジャマなどアメニティが揃っているか、ご家族の荷物をまとめるか、旅行先の気温によっても大きく異なります。
帰りは、お土産など帰りは荷物が増える事が多いので少し大きめを選ぶ方が良いです。
交通手段で選ぶ
大きいサイズのスーツケースいっぱいに荷物を入れると当然ですが重量も大きくなります。
空港までの移動手段が、電車など公共交通機関を使う場合や、階段など持ち上げる可能性がある場合は、女性や腰の弱い方などは小さいサイズの軽いタイプがおすすめです。
2個持ちも考慮
長期旅行を控えている方やご家族のいる方におすすめは、機内持ち込みサイズと、60L前後の大きいスーツケースを１つずつ持つことです。
お一人での国内旅行や出張、アジア圏へ2泊3日の旅行は機内持ち込み可能な40L前後を使用し、長期旅行や短期旅行でも家族と荷物をまとめる場合は60L前後のスーツケースを使用します。
この2個持ちの組み合わせが、個人的には重宝すると思います。
旅行先の気温で選ぶ
例えばハワイへ１週間行く場合はハワイは夏服なので行きは少なくて済みますが、お土産が多くなることが多いです。
60L前後のスーツケースがあれば心強いですね。
また寒い国に行く場合は洋服は着回しはききますが、基本的に衣類がかさばりますのでやはり60L前後のものが良いです。
機内持ち込みサイズで選ぶ
機内持ち込みサイズは座席数で異なります。またビジネスクラスやファーストクラスでは手荷物や預ける荷物の個数も異なる為、事前に確認すると良いでしょう。
国内線100席以上・国際線機内持込可能サイズ
| 3辺の合計 | 115cm以内 |
| 3辺の内訳 | 高さ55cm以内、幅40cm以内、奥行25cm以内 |
| 総重量 | 10kg以内 |
国内線100席未満機内持込可能サイズ
| 3辺の合計 | 100cm以内 |
| 3辺の内訳 | 高さ45cm以内、幅35cm以内、奥行20cm以内 |
| 総重量 | 10kg以内 |
スーツケースのおすすめ機能性
次は機能性についてです。用途によってのおすすめポイントを紹介していきます。
出張の場合のおすすめポイント
出張の場合、PCを持ち歩くか否かで重視するポイントが変わってきます。
持ち歩く場合、PCは重さがあるのでスーツケースに入れる事ができると移動が楽です。
フロントにPC用のポケットがあれば、移動中や職場でスーツケースを広げる事なく物を取り出す事ができます。
またフロントのPC用ポケットからさらにファスナーなどでスーツケースの奥の物が取り出せるタイプのスーツケースもあります。
こちらも職場や移動中に上着や折り畳み傘、お土産など取り出す事ができるので便利です。
アメリカ旅行の場合のおすすめポイント
グアム、ハワイを含むアメリカへの旅行の際、飛行機への預け入れ手荷物に対し、スクリーニング検査を実施します。
スーツケースを抜き打ちで検査する可能性があるため、施錠をしないことを求められています。
鍵をかけている場合、鍵を壊して検査をすることが認められており、検査の際に鍵を壊して開けられても損害補償は一切ありません。
アメリカ旅行の際に、鍵を壊されることなくスーツケースを航空会社に預けることができるロックがTSAロックです。
TSAロックは検査の際に、TSA職員が特殊な開錠ツールを使って鍵を開けることができる仕組みになってます。
スーツケースのおすすめデザイン
ビジネスシーン
お仕事などビジネスシーンでの利用が多い場合は、黒や紺など目立たないものがおすすめです。
客先への持ち込みがない場合は派手な色で問題ない場合もあります。
プライベートシーン
プライベートでの旅行がメインの場合は、派手な色、他の人と被らないデザインの方が良いです。
間違われずに済みますし、荷物の受け取りレーンでもすぐに見つける事ができます。
海外では盗難もありますので目立つ方が安全です。
スーツケースのおすすめ耐久性
スーツケースの重要なポイントには耐久性があげられます。
旅先で壊れることは避けたいですよね。
空港では荷物を投げられることもあるので、凹みにくい・割れにくい素材、ファスナー、キャスターに注目し選ぶのもおすすめです。
ハードスーツケースの表面加工
代表的な表面加工は、鏡面加工タイプとエンボス加工タイプです。
鏡面加工はその名の通り鏡のような光沢のある加工です。
エンボス加工タイプはマットな表面で、細かい凹凸をつけ、傷に強くした加工したものです。
傷が目立たないのはエンボス加工タイプです。
キャスター
旅好きの間で人気のあるおすすめのキャスターは「HINOMOTO」キャスターです。
『日乃本錠前』という日本のメーカーが開発・製造しているキャスターで、劣化しにくい特殊素材を使用し、丈夫で静音、安心のブランドです。
また最近は取り外しができるキャスターもあり、帰宅時に外して洗える点が魅力的です。
キャスターはどうしても消耗しますので、自分で取り換えれる点も良いです。
ファスナー
ファスナーのおすすめはやはり、YKK製のものです。
外面だけではなく内側のファスナーにも注目してみてください。
低価格のものは実際に触るとファスナーが壊れやすいものはわかります。
スーツケースのおすすめブランド
スーツケースの有名なブランドは、リモワ(RIMOWA)やロンカート(RONCATO) 、サムソナイト(SAMSONITE)その姉妹ブランドのアメリカンツーリスター(AmericanTourister)などでしょうか。
メジャーブランドでなくても、おすすめポイントを抑えた、おすすめスーツケースもご紹介します。
スーツケースおすすめモデル
innovator（イノベーター）エクストリームジャーニー
コスパの良いinnovator（イノベーター）のスーツケース。
シンプルな見た目、フロントのPCポケットは、ビジネスシーンにも良く、プライベートシーンでも本や日程表、スーツケース用のレインカバーなどすぐに取り出したいものを入れる事ができ、使い勝手が良いです。
HINOMOTOキャスターを採用し、表面は傷の目立ちにくいエンボス加工。
キャスターロックもついているので電車やバスで支える必要がないです。
TSAロックもついています。
LOJEL（ロジェール）CUBO
マットな色合いがおしゃれなスーツケース。
狭いスペースでも出し入れできる、フロントオープンのポケットからメイン収納も開けることができ、狭い場所でも開閉できます。
エキスパンダブル機能で拡張もでき、TSAロックも装備。
BERMAS （バーマス）INTER CITY
こちらもシンプルな見た目で、フロントポケットにPCが収納でき、キャスターも安心のHINOMOTOです。なんと外面にUSBポートがあり、急な充電切れ時もスマートに充電できます。
ビジネスにもプライベートにも最適です。
BRIGHTECH（ブライテック）スーツケース フロントオープンポケット
超静音のキャスターが特徴のスーツケースです。
このキャスターはワンタッチで取り外しができ、どうしても老朽化するキャスターを取り換えれることはもちろんですが、帰宅時に取り外しで洗える点も魅力的です。
カラーバリエーション豊富で好みの色を選べます。
TIERRAL（ティエラル）TORERU
こちらもキャスターが外せるタイプのスーツケースです。
フロントポケットがあり、外装も内装もシンプルでナチュラルなデザイン。
拡張できるエキスパンダブル機能やTSAロックも搭載。
シンプルで使い勝手のいいおすすめのスーツケースです。
oltimo（オルティモ）フラップオープンキャリー
パステルカラーがかわいいスーツケース。
フロントポケット付きで、2通りに開けることができます。
HINOMOTOキャスター採用し、TSAロックも搭載。
可愛さと機能性を兼ね備えたスーツケースです。
ポチップ
VICTORINOX （ビクトリノックス） Spectra 3.0
フロントオープンで、高級感のある外装。最大20％容量アップできるエクスパンダブルが魅力的なスーツケースです。
ファスナーはYKK、キャスターはHINOMOTOキャスター採用で強度はお墨付き。
AmericanTourister（アメリカンツーリスター）サウンドボックス
プライベートシーンがメインの方に。
派手なカラーは旅へのワクワクを倍増させてくれ、盗難防止や見つけやすく良いです。軽量で安心のブランド。
こちらもリーズナブルでコスパの良い商品です。
MAIMO(マイモ) スーツケース
厳しい品質試験をクリアした、日本企業のスーツケースです。
耐久性が高く軽量なボディに、キャスターは坂道の途中や電車の揺れでもしっかり止まるオリジナルのキャスター。
HINOMOTO製の最新タイヤ素材を使用しながら、交換も可能という、まさに「良いとこ取り」のスーツケースです◎
FREQUENTER (フリクエンター) リエーヴェ
現在日本で販売されているスーツケースの中で一番【静音】と言われているスーツケースです。
老舗のカバンメーカーが製造。
キャスターが内側と外側が別々の動きをし、振動を吸収します。
高機能なキャスターながら、消耗したら自分で取り換えることができる、言うことなしのスーツケースです。
フロントポケットタイプもあります。
GRIFFIN LAND（グリフィンランド）スーツケース
リーズナブルなスーツケースをお探しの方にはこちらもおすすめです。
1万円前後ながら、HINOMOTOキャスターを採用し、TSAロックも搭載。
強度も強化してあり、安心です、
プロテカ コーリー
日本のブランドのスーツケース。
国産ならではの丁寧な作りで、和装にも合うモダンなデザインもおしゃれです。
独自開発した、「サイレントキャスター」を使用し、静かで滑らかな走り心地です。
キャスターストッパーもあり、電車の中や斜面でキャスターをロックすることができます。
LEGEND WALKER（レジェンドウォーカー）TRAVEL METER トラベルメーター
なんと重さが量れるスーツケース。
空港での重量チェックにドキドキする方におすすめです。
HINOMOTOキャスターに、TSAロックも搭載。
便利で使いやすいスーツケースです。
RIMOWA（リモワ）クラシック
予算に余裕があるなら、「これが欲しい」No.1。
見た目、機能性に文句なし。ステッカーを貼ってオリジナルにするのもロマンがありますね。
旅好きがすすめる買ってよかったスーツケースを紹介しました
以上、旅に必須のおすすめスーツケースの選び方をご紹介しました。参考にして頂けますと幸いです。
