読書をもっと快適に楽しみたいと思ったとき、電子書籍リーダーは強力な味方となります。
紙の本と違い、数百冊、数千冊もの本を一台にまとめて持ち歩けるだけでなく、目に優しい電子インクディスプレイや長時間使用できるバッテリーなど、電子書籍リーダーには多くのメリットがあります。
外出先や寝る前のベッドで気軽に読書を楽しむためのツールとして、すでに多くの読書好きに愛用されています。
この記事では、読書体験をさらに快適にしてくれる電子書籍リーダーの中から、おすすめのモデルを厳選してご紹介します。
それぞれの特徴やメリットを詳しく解説するので、どのモデルが自分に合っているのかをしっかりと判断する参考になるはずです。
さっそく、あなたの読書ライフを豊かにする一台を見つけてみましょう!
電子書籍リーダーを選ぶ際のポイント

電子書籍リーダーを選ぶ際に注目すべきポイントは、使用環境や読書スタイルによって異なります。
以下に、選ぶ際に重要なポイントをまとめました。
ディスプレイの種類
E-Inkディスプレイ(電子インク)
紙のような見やすさを再現しており、目に優しく、太陽光の下でも反射が少なく読書がしやすいです。
長時間の読書に最適です。
カラーディスプレイ
マンガや雑誌、カラーイラストなどの表示が必要な場合は、カラー対応モデルが便利です。
ただし、E-Inkに比べてバッテリーの消耗が早い点に注意が必要です。
サイズと質量
外出先で読書する場合、軽量でコンパクトなモデルを選ぶと持ち運びが楽です。
小型の6~7インチモデルが一般的ですが、より大きなディスプレイが必要なら8~10インチのモデルも検討するとよいでしょう。
読書のために長時間リーダーを手で持つことが多いなら、軽いものを選ぶのがポイントです。
バッテリー寿命
電子インクディスプレイ搭載の電子書籍リーダーは、バッテリーの持ちが非常に良く、数週間にわたって使用できるものもあります。
読書中に頻繁に充電が必要になると不便なので、バッテリーの持続時間は重要なポイントです。
ストレージ容量
保存する本の量に応じて、8GBから32GB以上のモデルがあります。
テキスト主体の本を読む場合は8GBでも十分ですが、マンガやグラフィックノベルなど容量の大きなコンテンツをたくさん保存したい場合は、32GB以上のモデルが推奨されます。
クラウドストレージが利用できる場合、デバイスに多くの本を保存せずに必要な時にダウンロードすることができるので、ストレージ容量が小さいモデルでも問題ないことがあります。
防水機能
お風呂やプールサイド、ビーチなどで読書を楽しみたい場合、防水機能があるモデルが便利です。
防水対応モデルは、偶発的な水濡れからリーダーを守ってくれるため、アウトドアや旅行中にも安心して使えます。
フロントライト(内蔵ライト)
フロントライトを内蔵しているモデルは、暗い場所でも明るさを調整して快適に読書できます。
ブルーライトを軽減する機能や、暖色系のライト調整ができるモデルは、目の疲れを軽減してくれるので、寝る前の読書に最適です。
コンテンツの互換性
Amazon KindleやKoboなど、電子書籍リーダーによってサポートするファイル形式が異なります。
自分が利用している電子書籍ストアで購入した本が読めるかどうか、対応フォーマットを確認しておきましょう。
KindleはAmazon、Koboは楽天など、プラットフォームに縛られることがあるため、自分が使うストアやアプリの互換性も考慮することが大切です。
価格とコストパフォーマンス
電子書籍リーダーは、安価なモデルから高価なハイエンドモデルまで様々です。
どの機能が自分にとって重要なのかを考え、価格とのバランスを考えて選びましょう。
電子書籍の価格、ストアでのサービス、電子書籍購入の利便性も検討材料にするとよいでしょう。
例えば、Kindle Unlimitedのような読み放題サービスを活用する場合、特定のブランドが有利になることがあります。
その他の機能
手書き入力機能を搭載したモデルが多く登場しています。
紙の本と同様に参考書に書き込んだり、メモを取ることができます。
またタッチスクリーンだけでなく、物理的なページ送りボタンがあると使い勝手が良いという人もいます。
おすすめ電子書籍リーダー
New Kindle Paperwhite 第12世代
Kindleユーザーでサクサク読みたい方におすすめの電子書籍リーダーです。
最新のPaperwhiteディスプレイは前モデルと比べてページめくりが最大25%速くなりました。
光の反射を抑えた300ppiディスプレイで紙のような読み心地。
16GBのストレージで、数千冊のコンテンツをこの1台に保存し、持ち歩けます。
ディスプレイの種類 | 16階調グレースケール表示 |
ディスプレイサイズ | 7インチ反射抑制スクリーン |
本体サイズ | 176.7 mm x 127.6 mm x 7.8 mm |
質量 | 214g |
バッテリー | 最大12週間 |
ストレージ容量 | 16GB |
防水機能 | ◎(IPX8) |
フロントライト | ◎(明るさ自動調整機能搭載) |
手書き入力機能 | × |
互換性 | Kindleストア |
New Kindle
2024年に発売したKindleシリーズの中で、最も軽くてコンパクトなニューモデル。
まずは試したいという方におすすめの電子書籍リーダーです。
読書に特化し、紙のような読み心地のKindleのディスプレイで、読書の時間を贅沢に。
ディスプレイの種類 | 16階調グレースケール表示 |
ディスプレイサイズ | 6インチ反射抑制スクリーン |
本体サイズ | 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm |
質量 | 158g |
バッテリー | 最大6週間 |
ストレージ容量 | 16GB |
防水機能 | × |
フロントライト | ◎(明るさ調整機能搭載) |
手書き入力機能 | × |
互換性 | Kindleストア |
New Kindle Scribe Notebook Design
Kindle電子書籍リーダーの上位モデル。
紙のような読み心地だけでなく、紙のような書き心地の電子ノート機能を搭載したKindle Scribe。
ノートで手書きのメモを取ったり、考えをまとめたり、Active Canvasにより読んでいるKindle本の文中に直接書き込むことも可能になりました。
ディスプレイの種類 | 16階調グレースケール表示 |
ディスプレイサイズ | 10.2インチ反射抑制スクリーン |
本体サイズ | 230 mm x 196 mm x 5.7 mm |
質量 | 433g |
バッテリー | 最大12週間 |
ストレージ容量 | 16GB/32GB/64GB |
防水機能 | ◎ |
フロントライト | ◎(明るさ自動調整機能搭載) |
手書き入力機能 | 〇 |
互換性 | Kindleストア |
Kobo Libra Colour
楽天Koboユーザーにおすすめの電子書籍リーダー、Kobo Libra Colour。
楽天Kobo史上初のカラー対応の電子書籍リーダーで、書き込み機能やページめくりボタン搭載しています。
これまで1色だったペンは10色に、マーカーは4色となり、より使いやすくなりました。
ディスプレイ外の物理ボタンでもページめくりが可能。
片手で操作したいときや、濡れた手でページをめくりたいときにも、ストレスフリーな読書ができます。
ディスプレイの種類 | カラーディスプレイ E Ink Kaleido™ 3 タッチスクリーン |
ディスプレイサイズ | 7.0 インチ |
本体サイズ | 161.0 x 144.6 x 6.2 – 8.3 mm |
質量 | 199.5g |
バッテリー | 3週間 |
ストレージ容量 | 約32GB |
防水機能 | ◎(IPX8) |
フロントライト | ◎(明るさ調整機能搭載) |
手書き入力機能 | ◎ |
互換性 | Koboストア |
Kobo Clara BW
KoboのエントリーモデルKobo Clara BW。
基本機能搭載し、リーズナブルで最初の1台におすすめです。
ディスプレイにはComfortLight PROを採用、周囲の環境に合わせて明るさを調整できます。
16GBメモリを搭載し、小説なら約12,400冊分、コミックなら約248冊の本を持ち歩くことができます。
防水機能も搭載し、お風呂やキッチンでも安心し使用できます。
ディスプレイの種類 | Carta E Ink HD 1300 タッチスクリーン |
ディスプレイサイズ | 6.0 インチ |
本体サイズ | 160.0 x 112.0 x 9.15 mm |
質量 | 174.0 g |
バッテリー | 3週間 |
ストレージ容量 | 約16GB |
防水機能 | ◎(IPX8) |
フロントライト | ◎(明るさ調整機能搭載) |
手書き入力機能 | × |
互換性 | Koboストア |
BOOX Go Color 7
Google Playストアから様々なアプリを自由に選べるため、各社の電子書籍に対応した電子書籍リーダー。
64GBの十分なストレージ容量に加え、microSDカードで最大2TBまでのストレージを拡張できます。
ディスプレイの種類 | カレイド3カラ―ePaper E Ink Carta 1200 |
ディスプレイサイズ | 7インチ |
本体サイズ | 156×137×6.4mm |
質量 | 195g |
バッテリー | ? |
ストレージ容量 | 64GB (microSDで拡張可能) |
防水機能 | △(防滴性能) |
フロントライト | ◎(明るさ調整機能搭載) |
手書き入力機能 | × |
互換性 | Kindle、Kobo、DMMブックスなど Google PlayストアからアプリDL可能 |
電子書籍リーダーの売れ筋ランキング
電子書籍リーダーで快適な読書タイムを
電子書籍リーダーを選ぶ際には、ディスプレイの種類、サイズ、バッテリー寿命、ストレージ容量、防水性能など、読書スタイルに合った機能を考慮することが大切です。
また、コンテンツの互換性も長く使う上で重要な要素となります。
この記事で紹介したポイントを基に、あなたに最適な電子書籍リーダーを見つけることで、読書体験がさらに快適で豊かなものになるでしょう。
自分の読書ニーズに合った一台を見つけ、より自由で充実した読書ライフを楽しんでください!