自宅で手軽に焼きたてパンを楽しめるホームベーカリーが、最近ますます注目されています。
パン作りは一見難しそうに思えるかもしれませんが、ホームベーカリーを使えば、材料を入れるだけでふわふわのパンが完成!
特に初心者にとっては、毎日のお手軽な朝食作りや、おうち時間を楽しむ趣味としても大活躍します。
しかし、ホームベーカリーには多くの種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうこともありますよね。
そこで今回は、初めての方でも失敗せずに使える『初心者におすすめのホームベーカリー5選』と、選ぶ際に押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。
あなたの生活にぴったりの一台を見つけて、毎日焼きたてパンの香りに包まれてみませんか?
ホームベーカリーの選び方のポイント
ホームベーカリーを選ぶ際のポイントは、以下のような項目を考慮すると、自分に合った機種を見つけやすくなります。
容量とサイズ
一度に作るパンの量は、家族の人数や食べる量に合わせて選びましょう。
一般的には1斤〜2斤サイズが主流です。
一人暮らしや少人数家庭には1斤タイプ、家族が多い場合は2斤タイプが向いています
また、ホームベーカリーは、意外と場所を取るため、キッチンに置けるスペースを考慮したサイズ選びが重要です。
操作の簡単さ
初めてホームベーカリーを使う場合は、操作が簡単なモデルを選ぶとよいでしょう。
ボタンが少なく、設定がシンプルなものや、材料を入れてスイッチを押すだけで完了する機種がおすすめです
メニュー表示や操作ボタンの配置がわかりやすいかどうかも確認しましょう。
液晶ディスプレイが見やすいと設定ミスを防ぎやすくなります。
機能の豊富さ
ホームベーカリーには、食パン以外にもピザ生地、餅、ジャムなどを作れる多機能モデルがあります。
自分がどのような料理に使いたいかを考え、それに合った機能がついているか確認しましょう。
イーストを最適なタイミングで自動投入してくれる「イースト自動投入機能」や、ナッツやレーズンなどの具材を入れるタイミングを自動で管理してくれる「自動具材投入機能」があると、手間が減って便利です。
タイマー機能と予約機能
朝に焼きたてパンを食べたい場合や、帰宅時に出来立てのパンを楽しみたい場合、タイマーや予約機能が役立ちます。
設定した時間に焼き上がる機能があると、忙しい生活の中でも使いやすいです。
価格帯とコストパフォーマンス
ホームベーカリーの価格は、安価なもので1万円前後、高機能なものは3万円以上することもあります。
自分が使う頻度やどの機能を重視するかを考慮し、予算に合わせたモデルを選びましょう。
長期的に見て、消耗品や電気代なども含めて、どれくらいのランニングコストがかかるかも確認すると、さらにコスパの良い選択ができます。
メンテナンスのしやすさ
パンを作る際に、パンケースや羽根に生地がくっつきやすくなるため、掃除が簡単にできるモデルを選ぶことが大切です。
特に、パンケースやパーツが取り外し可能で、丸洗いできるものは手入れが楽です。
口コミやレビューの確認
実際に購入したユーザーのレビューや口コミを確認することも大事です。
操作感やパンの出来上がり具合、耐久性など、製品のリアルな評価がわかります。
初心者におすすめのホームベーカリー
Panasonic(パナソニック)ホームベーカリー SD-MT4
生食パンも、低糖質パンも、おまかせでおいしく作ることができるパナソニックのホームベーカリー SD-MT4。
プロの技法を取り入れた当社独自の「3D匠ねり」と「Wセンシング発酵」で、一年中おまかせでふっくら焼き上げます。
イーストや具材の自動投入機能に加え、「粗混ぜ機能」でやわらかい具材も形を残したまま混ぜ込めます。
簡単操作、多彩なレシピでまさに初心者におすすめのホームベーカリーです。
容量(食パン) | 1斤 |
所要時間の目安(食パン) | 4時間 |
メニュー数 | 41 |
イースト自動投入 | ○ |
レーズン・ナッツ自動投入 | ○ |
予約タイマー | ○ |
サイズ | 幅24.1×奥行30.4×高さ34.7cm |
ZOJIRUSHI(象印)ホームベーカリー BB-ST10
ミミまでふんわりやわらかく焼き上げる、パン屋さんの窯焼きを再現。
自動具入れだから、おやすみ前にタイマーをセットしておけば、翌朝にはおいしい具入り食パンが焼きあがります。
イースト臭を抑えて焼きあげる「イースト少なめ」コース搭載。
初めてでも美味しい食パンを作ることができるホームベーカリーです。
容量(食パン) | 1斤 |
所要時間の目安(食パン) | プレミアムリッチ:3時間30分 |
メニュー数 | 26 |
イースト自動投入 | ○ |
レーズン・ナッツ自動投入 | ○ |
予約タイマー | ○ |
サイズ | 31.5奥行き x 22.5幅 x 34.5高さ cm |
siroca(シロカ)おうちベーカリー ベーシック SB-1D251
21種類のオートメニュー搭載、最速47分で食パンも焼ける、初めての方も安心のホームベーカリー。
糖質オフパンや甘酒、発酵食などヘルシーなメニューも手軽に作れます。
ふたが取り外せてお手入れも簡単。
またコンパクトなので置き場所に困りません。
容量(食パン) | 1斤 |
所要時間の目安(食パン) | 3時間53分 (超早焼きパンコース:47分) |
メニュー数 | 21種類 |
イースト自動投入 | × |
レーズン・ナッツ自動投入 | ×(手動投入) |
予約タイマー | ○(最大13時間) |
サイズ | 幅24.2×奥行30.8×高さ25.7cm |
アイリスオーヤマ コンパクトホームベーカリー IBM-010-C
アイリスオーヤマからも食べ切りサイズ1斤のコンパクトなホームベーカリーが登場。
リーズナブルでまずは試してみたい方にもおすすめです。
子どもがいるファミリー向けメニューが充実。
50種類のレシピブック付きで、子どもでも食べやすいふんわり食パンやアレンジパン、グルテンフリーの米粉パンにも対応しています。
容量(食パン) | 1斤 |
所要時間の目安(食パン) | 4時間11分 |
メニュー数 | 27種類 |
イースト自動投入 | × |
レーズン・ナッツ自動投入 | ×(手動投入) |
予約タイマー | ○(13時間まで10分単位) |
サイズ | 幅約23.4×奥行約31.5×高さ約26.4 |
レコルト コンパクトベーカリー
インテリアになじむシンプルなデザインで、おいしさはもちろん使い勝手のよさをとことん追求したホームベーカリー。
厚さ約2.5mmの厚釜パンケース採用し、熱を十分に蓄え、安定した温度で一気にパンを焼き上げるので、パンの耳は薄くカリッと、中はもっちりとした食感が楽しめます。
12種類のメニュー、52のレシピを掲載。
パン以外にもうどんやパスタなど麺類の生地、 ピザ生地、おもちなども作れます。
容量(食パン) | 1斤 |
所要時間の目安(食パン) | 3時間48分 |
メニュー数 | 12種類 |
イースト自動投入 | × |
レーズン・ナッツ自動投入 | ×(手動投入) |
予約タイマー | ○(最大13時間) |
サイズ | 約 幅20.5 × 奥行31.0 × 高さ27.0cm |
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初心者がホームベーカリーを活用するためのコツ
初心者がホームベーカリーをうまく活用するためには、以下のコツを押さえると、失敗を減らし、美味しいパンを作れるようになります。
基本のレシピから始める
シンプルな食パンからスタート
ホームベーカリーの最も基本的なレシピは食パンです。
まずはシンプルな材料を使った基本の食パン作りから始めましょう。
慣れてきたら、具材を加えるアレンジや、全粒粉などを使った健康的なパンに挑戦すると良いです。
分量は正確に守る
パン作りは材料のバランスが非常に重要です。
水分量や粉の量が少し違うだけで、仕上がりが大きく変わります。
特に初心者は、計量スプーンやスケールで正確に計ることが成功の秘訣です。
材料はフレッシュなものを使う
新鮮なイーストを使う
イーストはパン作りの発酵に重要な役割を果たします。
賞味期限が切れた古いイーストや、湿気で劣化したものを使うと、うまく発酵しなかったり、パンが膨らまない原因になります。
イーストは新鮮なものを使用し、適切に保存しましょう。
品質良い材料を選ぶ
小麦粉やバター、砂糖などもできるだけ良いものを選ぶと、風味や食感がワンランクアップします。
特に小麦粉はパン用の「強力粉」を使うことが大切です。
温度管理に気をつける
水や牛乳などの液体は、冷たいまま使うと発酵が遅くなり、反対に熱すぎるとイーストが死んでしまいます。
液体の温度は30〜40℃程度のぬるま湯にして使用すると、発酵がうまくいきます。
冬場は発酵が遅くなりやすく、夏場は逆に早すぎることがあります。
ホームベーカリーが自動で調整してくれることも多いですが、パン作りに慣れてくると室温に応じた微調整もできるようになります
具材の入れ方を工夫する
レーズンやナッツなどを入れる場合、ホームベーカリーによっては自動で具材を投入する機能があります。
自動機能がない場合は、具材を入れるタイミングをしっかり確認して、途中で適切なタイミングで追加しましょう。
また具材が大きすぎると、パンの中で均等に混ざらず、かたまりになってしまうことがあります。
レーズンやナッツなどの大きな具材は、適度に細かく刻んでから投入すると、バランスの良いパンが焼き上がります。
パンケースや羽根の扱いに気をつける
パンケースや羽根がしっかりセットされていないと、うまく生地がこねられなかったり、焼きムラができてしまいます。
パン作りを始める前に、各パーツがしっかり取り付けられているか確認しましょう。
また焼き上がりの際にパンがパンケースにくっつかないよう、パンケースや羽根にオイルを塗るか、使用後すぐに取り出すようにすると、パンがスムーズに取り出せます。
頻繁に使うためのリズムを作る
毎日のスケジュールに組み込む
ホームベーカリーはタイマー機能を活用すれば、夜に材料をセットして朝に焼きたてのパンを楽しむことができます。
日々の生活のリズムにパン作りを組み込むことで、使う頻度を増やし、手軽に美味しいパンを楽しめます。
簡単なレシピをストックする
基本のレシピをいくつか覚えたり、簡単に作れるパンやアレンジパンのレシピをストックしておくと、いつでも手軽に楽しむことができます。
失敗を恐れずに楽しむ
パン作りには多少の失敗がつきものです。
膨らみが足りなかったり、焼き色が濃すぎたりしても、味は美味しいことがほとんどです。
失敗を恐れずに、いろいろなレシピや材料を試してみましょう。
また、パン作りは継続することでどんどん上達します。
レシピを工夫したり、家族や友人にシェアして楽しむことが、ホームベーカリーを長く使うコツです。
自分に合ったホームベーカリーでパン作りを楽しもう
ホームベーカリーは、初心者でも簡単に美味しいパンを焼ける心強いアイテムです。
今回の選び方のポイントを押さえることで、初めてのホームベーカリー選びも安心して行えるでしょう。
容量や機能、価格など、自分のニーズに合わせたモデルを選ぶことが大切です。
また、少しの工夫でパン作りがさらに楽しくなるコツもご紹介しました。
基本のレシピからスタートし、失敗を恐れず、いろいろなパンに挑戦してみてください。
毎朝の焼きたてパンで、日常が少し贅沢で豊かなものになるはずです。
自分にぴったりのホームベーカリーを見つけて、手軽で楽しいパン作りライフを始めましょう!