寒い季節の防災対策として、石油ストーブは非常に頼りになるアイテムです。
特に停電やガスの供給停止といった災害時には、電源を使わずに燃料で暖を取ることができる石油ストーブが大きな役割を果たします。
さらに、日常生活でも優れた暖房器具として人気があり、エコで経済的な点も魅力です。
この記事では、災害時に備えるだけでなく、普段の生活でも役立つ石油ストーブを厳選し、5つのおすすめモデルを紹介します。
災害への備えを強化しながら、寒い冬を快適に過ごすための石油ストーブを見つけてみましょう。
防災に強い石油ストーブの選び方
石油ストーブは災害時に頼れる暖房器具です。
特に寒冷地や冬の災害時には、電源が使えなくなった状況でも暖を取れるため、防災対策として注目されています。
ここでは、防災に強い石油ストーブを選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
電源不要モデルを選ぶ
石油ストーブの最大の強みは、電源を必要としないことです。
停電時でも灯油さえあれば使えるため、非常時に大きな安心感を与えてくれます。
特に、電気点火を必要としないモデルや、手動で着火できるタイプは防災用途に最適です。
燃料の入手しやすさと燃費効率
災害時には燃料の確保が重要です。
灯油は比較的手に入りやすく、備蓄もしやすい燃料ですが、効率よく使用できるモデルを選ぶことが大切です。
燃費の良いストーブを選べば、少量の灯油で長時間の使用が可能です。
また、タンク容量が大きいモデルなら、給油の手間を減らすことができます。
暖房能力と適用範囲
石油ストーブは燃焼効率が高く、短時間で広い範囲を暖めることができます。
選ぶ際には、どれだけの広さをカバーできるかが重要です。
リビングや広い部屋を暖めたい場合は、暖房能力が高いモデルを選びましょう。
特に災害時は、家族全員が集まる部屋を効率的に暖めることが求められます。
安全機能の充実
災害時にはストーブを長時間使用することも考えられます。
そのため、安全性は非常に重要です。
自動消火機能や酸素不足を感知する安全装置、転倒時に自動で火を消す機能などが備わっているモデルを選ぶと、より安心して使えます。
特に小さな子どもやペットがいる家庭では、ストーブが倒れた際に安全装置が働くかどうかも確認しましょう。
携帯性とサイズ感
災害時には、石油ストーブを部屋間で移動させたり、場合によっては屋外で使用することもあります。
軽量で持ち運びが簡単なモデルや、コンパクトで設置場所を選ばないものが便利です。
コンパクトでも十分な暖房能力を持つ製品を選ぶと、様々なシーンで活躍します。
メンテナンスのしやすさと耐久性
災害時には、長期間使用することも考慮に入れる必要があります。
そのため、ストーブが簡単にメンテナンスでき、耐久性が高いことが重要です。
フィルターの掃除や部品の交換がしやすいモデルは、長持ちし、いざという時にすぐ使える状態を保てます。
おすすめの石油ストーブ
Aladdin(アラジン)ブルーフレームクッカー BF4001/BF4101
「永遠のスタンダード」と称され、愛され続けるアラジンのブルーフレームヒーター。
特有の美しい青い炎は、ムラなく気化された灯油が十分な酸素を取り込んだ良い燃焼状態である証拠です。
また暖房器具としてだけでなく鍋ややかんを置いて、調理としても活躍でき、日常使いにも活躍する石油ストーブです。
タンク容量 | 4.1L(0.23ℓ/h) |
燃焼継続時間 | 約17.8時間 |
暖房のめやす | – |
安全装置 | 対震自動消火装置 |
ALPACA PLUS (アルパカプラス) ストーブ TS-77NC
アルパカプラスのストーブは海外メーカーですが、JHIA(一般財団法人日本燃焼機器検査協会)の認証を取得しており、安心して使用できる石油ストーブ。
地震や衝撃を受けた際、瞬時に消化を行う、緊急自動消火が備わってます。
カラーは「サンドベージュ」「ブラック」「グリーン」「レッド」の4色あり、コンパクトでレトロなデザインと、圧倒的な暖房出力で毎日の暮らしにぬくもりと彩りをプラスします。
タンク容量 | 3.7L |
燃焼継続時間 | 約10時間 |
暖房のめやす | 13~17㎡ |
安全装置 | 対震自動消火装置(しん降下式) |
CORONA(コロナ)石油ストーブ SZタイプ
国内メーカーCORONA(コロナ)の石油ストーブ。
SZタイプはデザイン性と暖かさの両面を兼ね備えた石油ストーブで、全周をしっかり暖めることができる「赤熱燃焼筒」を採用。
電源が不要で点火用ライターなどで点火をするため、場所を選ばず、災害時にも活躍します。
また鍋ややかんを温めることもできるので使用シーンも広がります。
タンク容量 | 3.8L |
燃焼継続時間 | 約12.3時間 |
暖房のめやす | 木造9畳(15.0㎡)まで コンクリート12畳(20.0㎡)まで |
安全装置 | 対震自動消火装置 |
トヨトミ スタンダードタイプ KS67H
最大で24畳のスペースを暖める高火力のストーブ。
家族が集まる広い空間や底冷えするガレージなど様々な場面で活躍します。
タンク容量 | 6.3L |
燃焼継続時間 | 約9.7時間 |
暖房のめやす | 木造(戸建)17畳まで(28.0㎡) コンクリート(集合)24畳まで(39.5㎡) |
安全装置 | 対震自動消火装置 |
PASECO(パセコ)対流形石油ストーブ JKH-1S
軽くて⼩さいので、キャンプなどへの持ち運びが便利。
⾼出⼒3.0kWhの優れた暖房性能で、寒い冬などでも⼤活躍します。
さらに、約18時間の連続燃焼も可能で、災害時や⻑時間のアウトドアイベントなどにも重宝します。
タンク容量 | 5.3L |
燃焼継続時間 | 約18時間 |
暖房のめやす | – |
安全装置 | 振動⾃動消⽕装置 |
石油ストーブの売れ筋ランキング
災害時も日常も頼れる石油ストーブを選ぼう
電やガス供給の停止といった非常時でも、燃料を使って安定した暖房が可能なため、寒冷地や冬場の災害対策として大いに活躍します。
選ぶ際には、燃料効率の良さや電源不要のモデル、そして安全性や暖房効率などを考慮することが重要です。
この記事で紹介したような機能を備えた石油ストーブを選んでおけば、日常の快適さと防災の備えを同時に実現できます。
自分や家族の安全を守るため、ぜひ防災にも強い石油ストーブを日常生活に取り入れてみてください。