朝の食卓に並ぶ、焼きたてのトースト。
バターがじゅわっと溶けて、サクッと香ばしい香りが広がる――そんな瞬間、ちょっと幸せになりますよね。
でも、せっかくのパンが「焦げた」「中がパサパサ」なんてことも。
実は、トースター選びひとつでトーストの仕上がりは大きく変わるんです。
最近のトースターは、スチーム機能や温度センサーなどが進化していて、パン専門店のような焼き上がりをおうちで楽しめるモデルも登場しています。
今回は、実際に“買ってよかった!”と評判のトースターを厳選して紹介。
パンがもっと美味しくなるおすすめモデルと、選び方のコツをわかりやすく解説します。
contents
パンを美味しく焼くためのトースター選び方
加熱方式で焼き上がりが変わる

トースターの美味しさを左右するのがヒーターの種類。
遠赤外線ヒーターは表面をパリッと焼き上げ、近赤外線ヒーターは中までしっとりと熱を届けます。
バルミューダのようにスチームを使うタイプは、パンの水分を逃がさず“ふわもち”食感に。
最近では、上下のヒーターを細かく制御して焼きムラを防ぐモデルも人気です。
自動温度制御で失敗知らず
パンの厚さや冷凍状態を自動で検知して、最適な温度と時間で焼き上げる「自動モード」付きのモデルもおすすめ。
特に朝の忙しい時間に、“セットして待つだけ”でちょうどよく焼けるのは嬉しいポイントです。
庫内サイズとお手入れのしやすさ
トースター選びでは庫内の広さも大事。
家族用なら4枚焼き、一人暮らしなら2枚焼きサイズが便利です。
また、パンくずトレイが取り外せるか、扉が分解できるかなど、掃除のしやすさもチェックしておきましょう。
デザインや置き場所も大切

トースターはキッチンで目立つ家電。
見た目のデザイン性や、設置スペースに合うサイズ感も意外と重要です。
最近はレトロ調・北欧風・スタイリッシュデザインなど、インテリア性の高いモデルも多数登場しています。
買ってよかった!パンが美味しく焼けるおすすめトースター
バルミューダ BALMUDA The Toaster
高級トースターの火付け役となったトースター。
上部のそそぎ口から水を入れることによって、熱した水蒸気がパンを覆い、外はカリッと中はふんわりしたトーストに仕上がります。
もちっとしたトーストが好きな方におすすめです。
シャープ ヘルシオ ウォーターオーブントースター
ヘルシオの技術を活かした過熱水蒸気トースター。
100℃を超える水蒸気でパンを包み込み、水分を逃さず“中ふわ外カリ”に焼き上げます。
好みに合わせて「ふわふわ度」も調整可能。
冷凍パンもそのままおいしく焼け、忙しい朝に便利で、おいしい焼きたてパンを楽しめます。
三菱電機 三菱ブレッドオーブン
炊飯器を得意とする三菱電機が、炊飯器の技術を応用し、パン1枚を焼くことに特化したところが特徴です。
密閉構造でパンの水分が再びパンに戻り、耳まで柔らかくなります。
窯から出たすぐのようなふかふかのトーストが楽しめます。
フレンチトーストモードなど様々なトーストを楽しめる、一人暮らしの方にも人気です。
Panasonic(パナソニック) オーブントースタービストロ
パナソニックのビストロシリーズのトースターです。
遠赤外線と近赤外線の両方を使って、表面はパリッと中はホカホカに焼き上げます。
王道のサクサクトーストが好きな方におすすめです。
また焼きいもモードを搭載。洗ったサツマイモを入れスイッチを押すと、中のセンサーがサツマイモの大きさや本数を感知しベストな状態で焼き上げる優れもの。
TWINBIRD(ツインバード)匠ブランジェトースター
電子レンジと並べて置いても使いやすい、奥行きのある縦長のオーブントースターです。
入口を狭くすることで、熱の逃げ場を少なくし、中の温度を高いまま保ちます。
ドイツの世界大会で総合優勝したシェフが監修し、パンのリベイクに特化しています。
クロワッサンも焦がさずリベイクできる、実力派トースターです。
象印マホービン「STAN.」オーブントースター
シンプルなトースターですが、温度も細かく設定できたり、とびら部分を外して洗うこともできたりと、痒いところに手が届いたトースター。
「サクふわトースト」コースや、「冷凍サクふわトースト」コースなどパン好きにはたまらない、自動で焼き上げる機能も充実しています。
DeLongi(デロンギ)ディスティンタ・ペルラ コレクション オーブン&トースター
ご家族が多い方には、トーストが一度に4枚焼ける、大型のDeLongi(デロンギ)のオーブントースターがおすすめです。
おしゃれで、カラーバリエーションも多い点も魅力。
シンプルな機能ながら、本格オーブン料理も作れます。
BRUNO(ブルーノ)スチーム&ベイク トースター
同じく4枚焼きでおすすめしたいのは、BRUNO(ブルーノ)のスチーム&ベイク トースター。
「ノーマル」のトースター機能に加え、「スチーム」「コンベクション」モードへの切り替えが可能。
「スチーム」モードでは、外はカリッと中はもっちりふわふわなトーストを焼くことができ、「コンベクション」モードでは肉や魚などのうまみを閉じ込めふっくらジューシーな仕上がりに焼き上げる「うまみ包み焼き製法」が可能です。
Aladdin(アラジン)グラファイト グリル&トースター フラッグシップモデル
特許技術「グラファイトヒーター」を搭載し、0.2秒で発熱。
高温で一気に焼き上げることで、外はカリッと中はモチモチの極上トーストを実現します。
焼き色は5段階で調整でき、冷凍パンの焼き直しやクロワッサンのリベイクも可能。
さらに具材入りトーストもムラなく焼ける多機能トースターです。
バルミューダ BALMUDA The Toaster Pro
スチームと温度制御で“科学的においしい”トーストを焼き上げる高性能トースターです。
わずか5ccの水を使い、パン内部の水分と香りを閉じ込めながら外は香ばしく、中はふんわり。
1秒単位で温度を制御し、トーストやチーズトーストなどモード別に最適加熱を実現。
さらに上火集中の「サラマンダーモード」で、レストランのようなプロ仕上げも楽しめます。
トースターの売れ筋ランキング
トースターをもっと活かす!美味しく焼くコツ
- 冷凍パンは解凍せずそのまま焼く(スチーム付きなら水分が飛びにくい)
- 途中で上下を入れ替えるとムラ焼け防止に
- アルミホイルで軽く覆うと焦げ防止に
- パンの厚さによって温度を調整(厚切りなら低温でじっくり)
ちょっとした工夫で、いつものパンが格段に美味しくなります。
よくある質問(Q&A)
トースターとオーブンレンジのオーブン機能、どちらがいい?
A:トースターは立ち上がりが早く、パンや軽食に向いています。オーブンレンジは調理向きですが、トーストのサクッと感ではトースターに軍配です。
掃除の頻度はどれくらい?
A:パンくずは週1回、庫内の軽い拭き掃除は月1回がおすすめです。
スチーム機能は必要?
A:ふんわりした食感を重視するならおすすめ。冷凍パンをよく食べる人にも効果的です。
まとめ|“毎朝のトーストが楽しみになる一台”を選ぼう
トースターは、見た目以上に“暮らしの満足度”を左右する家電です。
パンの種類や食べ方に合わせて、自分に合った一台を選ぶだけで、朝食の時間がちょっと特別になります。
ぜひお気に入りの一台で、“買ってよかった”と思える毎朝を楽しんでください。