少し前の話になりますが、2020年2月。
コロナ禍直前といった時期、戦争が始まるなんて思いもしなかった時期に、ロシアに行ってきました。
当時は会社員で連休も取れないので、旅先は東アジアや東南アジアばかり。
そうした中、次の旅先の候補として上がったのが、ロシア。
友人の提案だったので、最初は驚きましたが、詳しく調べてみるとロシアって近いんですよね。
ロシアの極東の地、ウラジオストクは日本から2時間ちょっとで行くことができます。
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ビザ発行までの道のり
日本のパスポートは現在190以上の国や地域をビザなしで渡航できる「世界最強」(実際は世界2位)とも言われていますが、ロシアへの渡航はビザが必要です。
今みたいにAIにも聞くことはできなかったので、先輩方のブログを読みあさり、ロシア語を英語に翻訳し日本語に翻訳する。
また日本語を英語に翻訳してからロシア語に翻訳するということを繰り返し、やっとのことで申請したことを覚えています。
ロシア大使館にも出向きました。
大阪の場合は閑静な住宅地の中に突如現れる、厳格な佇まい。
英語もほとんど通じず、ジェスチャー以外なにもわからず。
申請書を提出した後も、帰ってよいのかどうかもわからず、とても困ったこともよく覚えています。
※2020年当時の申請方法です
極寒地への備え
出発は2月。
気温は-10℃くらいといわれていたが(実際ハバロフスクで-17℃を体験した)、経験のない寒さ。
ほとんど言葉も通じない地で、病気やケガは避けたい。
とにかく対策しないと!っと、有名ダウンブランドの店を巡り試着させてもらい、買いました
「カナダグース」。
インナーはいろいろ調べて、モンベルのメリノウールが良いとのことでそちらも購入。
足元も重要とのことで、ノースフェイスのヌプシも買いました。
意外と安価で温かいのが、コーデュロイ素材のパンツ。
風も通しにくく、重宝しました。
いざ出発
成田空港経由で、S7航空を利用しました。
2時間ちょっとですので、不便もなく快適にすごしました。
ロシアの方がほとんどで、日本人は少なかったです。
配車アプリが便利
到着したウラジオストク国際空港は、広くてきれいな空港でした。
移動は配車アプリ「Yandex Go (ヤンデックス・ゴー)」が便利だということで事前にダウンロードしておきました。
(ネットはキャリアの国際ローミングを使用しましたが、繋がりにくかったのでSIMを買った方がよかったです。)
迎えにきてくれた、ドライバーは若い男性の方でとても親切でした。
到着したのが夕方で、渋滞にはまってしまいましたが、お腹がすいたと話すと、飴玉をくれたり、泊まるホテルの近くのおすすめのお店を教えてくれました。
ウラジオストクはジョージア料理が人気

ドライバーの方におすすめしてもらったレストランに行きました。
ロシアといえば、ピロシキやボルシチといったロシア料理のイメージが強いですが、ウラジオストクではジョージア料理が人気とのこと。(実際空港にもジョージア料理のお店がありました。)
紹介してもらったお店「スプラ」はファミレスとパブの間のような雰囲気で、ちょっとしたショータイム?のようなものもあり、楽しいお店でした。
チーズ入りパンに玉子がのった「ハチャプリ」や、大きい小籠包のような「ヒンカリ」をオーダー。
とーっても美味しかったです。
日本人も大好きな味でした。
ロシア式サウナ、バーニャを体験

ロシアでもサウナが人気ということで、ぜひ体験してみたく「バニャ・モーレ」という、一棟貸しのサウナに行きました。(日本から事前に予約しました)
入口に猫ちゃんがいて、受付の女性の方も親切で、翻訳アプリ(ほぼ訳せず)を駆使しながら、一生懸命説明してくれました。
ログハウス一棟を時間でレンタルするシステムで、バーニャに不慣れな観光客も気軽に体験できます。
ロシア式サウナ「バーニャ」は、日本でいうロウリュのような熱した石に水をかけて蒸気を発生させるサウナです。

ヴェーニクという、白樺やオークなどの若枝の束を使って、全身を叩き、血行促進やリラクゼーション効果を高めます。
日本のような水風呂はなく、冷水のシャワーか、外へ出て海や雪へダイブするようです。
外気浴の際の景色もきれいで、最高の時間を過ごしました。
シベリア鉄道でハバロフスクへ

ロシアへ来たからにはシベリア鉄道に乗ってみたい!と、1駅だけ乗りました。
ウラジオストク駅は映画に出てきそうなくらい可愛い佇まいです。
夕方乗車し、翌日の朝、一駅先の「ハバロフスク」に到着します。
4人部屋でしたが、他に乗客はおらず、友人と2人でした。
一応男女分かれているのかな?廊下に出て話してる人が多かったです。
ネットはほとんど繋がらず、Wi-Fiもあるもののつながらず。
先頭に食堂車があり、お酒が飲めるとのことで行ってみると、陽気な女性が「Beer?」とノリノリでビールとナッツを持ってきてくれました。
ロシア人は本当にお酒が大好きで、陽気で優しい方が多いです。
ハバロフスクへ

ベットで横になりながら寝てるか起きてるかの間のような状態で、シベリア鉄道の窓から見る朝焼けの景色は、息を呑むものがありました。
そして「ハバロフスク」に到着。
ウラジオストクより北にあることもあり、その日の気温は-17℃。体感では-25℃。
ホテルのチェックインまで過ごせるダイナーのようなお店まで歩くのも一苦労。
「息を吸うと鼻毛が凍る」というのを初めて体験しました。
幸いダウンやメリノウールのインナーのおかげで、着込んだところは問題なく、外に出ている顔がとにかく冷たかったです。
道路は凍り、雪溜まりもありスーツケースは大変でした。
ロシア料理


ハバロフスクは大聖堂やショッピングモールなど観光するところもたくさんあるのですが、
特に印象に残ったのは、「カバチョク」というお店で食べたロシア料理。
昔のヨーロッパを再現してるかのような、可愛らしいお店で「ピロシキ」と「ボルシチ」を食べました。
これが死ぬまでにもう一度食べたいと思うほど美味しかった!
本当に日本人の口に合う、クセもなく美味しい味でした。
帰路へ
ハバロフスクからは飛行機でウラジオストクへ戻り、そのままウラジオストク国際空港内にあるホテルで一泊して帰ってきました。
一番近いヨーロッパ
こんなご時世になってしまい、もう行くことはできないかもしれないですが、楽しい旅でした。
次行けることがあれば、夏に行ってもっと身軽にたくさん観光したいです。