10月の旅行、どこに行こうか迷っていませんか?

夏の暑さも和らいで、過ごしやすい気候になってくるこの時期。紅葉はまだ本格的なシーズン前ですが、秋の味覚が次々と旬を迎える、実はグルメ好きにはたまらないタイミングです。

観光地の混雑も落ち着いてきて、ゆったり街歩きや食べ歩きを楽しめるのもこの時期ならでは。

そこで今回は、秋の味覚と観光の両方が楽しめる、全国のおすすめ旅先を厳選して紹介します。

弘前・津軽(青森県)

最勝院五重塔

青森県の弘前は、りんごの生産量日本一を誇るエリア。

10月はちょうどりんごの収穫が盛んになる時期で、りんご狩りを楽しめる観光農園がいくつも営業しています。

弘前市りんご公園では、もぎ取り体験ができるほか、地元産りんごを使ったシードルやスイーツも味わえます。

収穫できる品種は時期によって変わるので、訪れる前に旬の品種をチェックしておくと安心です。

また、弘前公園も見逃せないスポットです。

天守や櫓が残る城跡で、津軽エリアの歴史を感じながら散策できます。

夏の観光シーズンが落ち着いた10月は、人混みを気にせずゆったり見て回れるのも魅力です。

弘前駅周辺には、津軽の伝統的な街並みが残るエリアもあり、食べ歩きしながらの散策にもぴったり。

りんごを使ったジュースやアップルパイなど、食べ比べも楽しみのひとつです。

松本(長野県)

松本市のなわて通り商店街

長野県松本市は、国宝松本城を中心に城下町の雰囲気が今も残るエリアです。

10月は空気が澄んで、街歩きにちょうどいい気候になってきます。

松本城周辺の木々は10月下旬あたりから少しずつ色づき始めます。

色づき始めの景色と街歩きを楽しむイメージで計画するのがおすすめです。

グルメでは、信州そばがこの時期特におすすめです。

新そばが出回り始める季節で、香り高いそばを味わえます。

りんごの収穫も進む時期なので、地元の直売所でとれたてのりんごを買うのも楽しみのひとつです。

信州牛を使った料理も、旅の食事にぴったりです。

なわて通りには昔ながらの商店が並んでいて、食べ歩きしながらの散策も楽しめます。

松本駅からも近く、日帰りでも1泊でも計画しやすい場所です。

金沢(石川県)

金沢 ひがし茶屋街

石川県金沢市は、兼六園やひがし茶屋街など、歴史的な景観が残る観光地です。

夏休みシーズンが落ち着く10月は、人混みを気にせずゆったり街を回れる時期です。

この時期おすすめなのが、加賀野菜や能登野菜、のどぐろ、甘えびといった食材です。

近江町市場では、旬の魚介や野菜を扱う店が並び、食べ歩きも楽しめます。

兼六園は日本三名園のひとつで、四季を通じて美しい庭園美を楽しめる場所です。

ひがし茶屋街では、金箔を使ったスイーツや工芸品を扱う店も多く、街歩きそのものが観光になります。

金沢駅から兼六園、ひがし茶屋街までは徒歩やバスでアクセスしやすく、コンパクトに観光を楽しめるのも魅力です。

出雲(島根県)

出雲日御碕灯台

島根県出雲市は、出雲大社を中心とした、縁結びのパワースポットとして知られるエリアです。

夏休みシーズンが終わる10月は、参拝客も落ち着いてゆったり参拝できます。

出雲そばはこの時期新そばのシーズンを迎え、香りの良いそばを味わえます。

宍道湖のしじみもこの地域を代表する味覚のひとつで、しじみ汁や佃煮など、様々な料理で楽しめます。

出雲大社の広い境内は歩きごたえがあり、稲佐の浜まで足をのばせば、日本海を望む景色も楽しめます。

神門通りには出雲そばの店や土産物店が並んでいて、参拝の前後に立ち寄りやすい作りになっています。

出雲空港や出雲市駅からのアクセスもよく、島根県内の他エリアと組み合わせた旅行プランも組みやすい場所です。

萩(山口県)

萩城下町

山口県萩市は、江戸時代の城下町の面影が色濃く残る、落ち着いた雰囲気の観光地です。

夏休み明けの10月は観光客も少なく、武家屋敷が並ぶ通りをのんびり散策できます。

萩の名物といえば瀬つきあじ

萩沖でとれる真あじで、脂がのった刺身や炙りで楽しめます。

萩の海は、その他の魚介も豊富で、海鮮丼や定食で味わえる店も多くあります。

萩城下町には、江戸時代から続く土塀や旧宅が今も残っていて、歴史散策にぴったり。

松陰神社では、幕末に活躍した人物ゆかりの史跡を巡ることができます。

城下町エリアは徒歩や自転車で回れる広さなので、レンタサイクルを利用してゆっくり街を巡るのもおすすめです。

別府(大分県)

大分県別府市は、日本有数の温泉地として知られるエリアです。

夏休みシーズンが終わる10月は、温泉街も落ち着いた雰囲気で過ごせます。

グルメでは、豊後水道でとれる関あじ・関さばが名物です。

身が引き締まっていて、刺身で食べるとその違いがよくわかります。

別府名物の地獄蒸しは、温泉の蒸気を使って野菜や卵、海鮮などを蒸し上げる調理法で、素材そのものの味を楽しめます。

別府地獄めぐりでは、色や性質の異なる温泉を見て回ることができ、観光としても人気です。

竹瓦温泉など、昔ながらの共同浴場に立ち寄るのも旅の楽しみになります。

別府駅周辺には飲食店や土産物店も多く、温泉と食事の両方を気軽に楽しめる街です。

熊本市内(熊本県)

水前寺成趣園

熊本県熊本市は、熊本城を中心に歴史と食が楽しめる街です。

夏の暑さが和らぐ10月は、市内散策もしやすい気候になってきます。

グルメでは、あか牛や馬刺しが熊本ならではの味覚です。

あか牛は赤身が特徴で、ステーキや丼で味わえる店が多くあります。

馬刺しは、専門店だけでなく居酒屋でも気軽に注文できるのが熊本らしいところです。

熊本城は復旧が進み、天守閣周辺を見学できるエリアも広がっています。

水前寺成趣園では、庭園を散策しながらゆったりした時間を過ごせます。

熊本市内は路面電車での移動もしやすく、観光地同士のアクセスがいいのも旅行しやすいポイントです。

唐津・呼子(佐賀県)

唐津・七ツ釜の観光船

佐賀県唐津市の呼子は、イカの活き造り発祥の地として知られる漁師町です。

夏休みシーズンが終わる10月は、観光客も落ち着いてゆったり食事を楽しめます。

呼子といえば剣先イカ。3月下旬から12月初旬にかけて水揚げされていて、秋は身が厚くなり甘みが増す時期といわれています。

港近くの食堂では、その場で捌いた活き造りを味わえるのも呼子ならではの魅力です。

唐津城からは唐津湾を見渡すことができ、天守閣からの眺めも見どころのひとつです。

呼子港からは観光遊覧船が出ていて、七つ釜など海側から見る景観も楽しめます

漁師町らしい素朴な街並みも残っていて、散策だけでも十分に旅情を感じられます。

唐津駅や呼子までは福岡市内からもアクセスしやすく、日帰り旅行の行き先としても人気があります。

高千穂(宮崎県)

天岩戸神社

宮崎県高千穂は、神話の里として知られる、自然と歴史が共存するエリアです。

夏休みシーズンが終わる10月は、観光客も落ち着いて静かに散策できます。

グルメでは、高千穂牛や地鶏が名物です。

高千穂牛はきめ細かい肉質が特徴で、焼肉やステーキで味わえる店が多くあります。

地鶏の炭火焼きも、この地域ならではの郷土料理です。

高千穂峡は、柱状節理の断崖と滝が織りなす景観が魅力のスポットで、遊歩道を歩きながら見て回れます。

天岩戸神社は、神話にゆかりのある由緒ある神社として知られています。

高千穂神社では、夜に高千穂神楽が奉納される日もあり、神話の世界を感じながら旅を締めくくれます。

佐渡島(新潟県)

北沢浮遊選鉱場跡

新潟県佐渡島は、豊かな自然と独自の文化が根付く、日本海に浮かぶ島です。

夏休みシーズンが終わる10月は、観光客も落ち着いてゆったり島を巡れます。

この時期は新米のシーズンで、佐渡産コシヒカリのおいしさを実感できるタイミングです。

日本海でとれる海鮮も豊富で、寿司や海鮮丼で島の味覚を楽しめます。

佐渡金山では、かつての採掘の様子を再現した坑道を見学できます。

たらい舟体験は、佐渡ならではのユニークな観光として人気があります。

新潟港からはフェリーやジェットフォイルでアクセスでき、船旅そのものも旅の楽しみのひとつになります。

まとめ

10月の旅行は、夏の疲れも落ち着いて、秋の味覚が次々と旬を迎える食いしん坊にうれしい時期です。

観光地も落ち着いていて、ゆったり街歩きや食べ歩きを楽しめます。

今回紹介したスポットは、りんごや新米、海鮮や地元グルメなど、それぞれの土地ならではの秋の味覚が楽しめる場所ばかりです。

旬の食材を目当てに、10月ならではの旅を計画してみてください。

旅っ人

旅っ人

旅行系メディア「旅っ人」の運営者。旅行や買い物をするときはとことん調べ尽くすタイプで、調べたことをブログ記事にまとめています。年間10回前後は旅行に出かけていて、これまで国内27都道府県、海外は7か国を訪れてきました。実際に行ってみた宿や観光地、使ってみた移動手段のリアルな比較を、記事の中で紹介しています。