初めての海外旅行、どこに行きました?
私の家は、子どもの頃に家族で海外旅行に行くような余裕はなく、毎年夏休みと冬休みは、飛行機で九州の祖父母の家に行くのが定番でした。
大人になって初めて行った海外は、バリでした。
今思うと、初めての海外旅行でハードル高いですよね(笑)
当時(20年近く前)のバリは日本人の旅行先として今より人気がありましたが、今ほど道路も整備されておらず、観光する場所もほとんどなかったように記憶しています。
contents
オーストラリアにいくはずが
当初オーストラリアに行くつもりでした。
10万円くらいで行けて、英語が通じて、初めての海外旅行として王道。
友人と旅行会社のカウンターへ行き、予約しようとしていたところ、旅行会社の方が、「バリなら同じ予算でリッツカールトンに泊まれますよ」と。
当時二十歳そこらで、ハイクラスのホテルは憧れの的であり、即答で行先をバリへ変更しました。
初めての長距離フライト
飛行機には乗り慣れていましたが、初めての長距離フライト。
夜の便で日本を出発して現地時間の深夜に到着する、約7時間のフライトです。
現地についてから睡眠時間はとれるし、フライト中は映画を2、3本見ようと楽しみにしていました。
しかし・・・離陸して機体が水平になった直後ですよ。
前の人が座席を最大まで倒したんですね。
当時の飛行機の座席は今より深く倒すことができ、前の人がそうしてしまうと、後ろの人はモニターなんて全く見えないわけです。
ショックです。
隣の友人は映画を見ているし、前の人はきっと到着まで起きないだろう。(今みたいにスマホもなく時間をつぶせるものがない)
私は7時間どうやって過ごすんだと。
消灯時間もまだ先なので、同じように座席を倒して眠るのも後ろの人に悪い気がして。
絶望しました。時間が経つにつれ、だんだん怒りにも変わってきました。
楽しみにしてたのに、なんで?
ダメ元で言ってみようと、通りがかった客室乗務員の方に「映画をみたい」と伝えてみると、「後ろに空いてる席があるから移動していいよ」とあっさり言ってくれました。
付いていくと機体後方は空席が多く、3列シートに私1人で、思う存分映画を見ることができました。
今だからわかりますが、海外ではこういうことはとりあえず「言ってみる」「聞いてみる」のがいいんですよね。
最初の学びでした。
洗礼
バリに到着し、イミグレーションまで歩いていく道中、深夜なので売店等は閉まっているのですが、
ふと目に入った売店のガラスに、なんと、大量の虫が付いていました。
ショックでした。
なんてところに来てしまったのかと。
荷物を受けとり、旅行会社のガイドの方を探して歩いていると、現地の人が私たちの手から、スーツケースを取り運んでくれました。
てっきり旅行会社の人だと思いましたが、数メートル先のガイドのところに着くと、「チップ!」と。
インドネシアでチップは義務ではありませんが、こういうことがあるので気を付けるように言われていましたが、こんなにさっそく!?と驚きました。
なんてところに来てしまったのか。
リッツカールトン
深夜に到着したにも関わらず、レイを首にかけ温かく迎え入れてくれました。
チェックインし、部屋に着いた頃には、不安と疲労ですっかり日本に帰りたくなっていました。
よじ登るくらい高いベッドで眠りました。
適応
翌朝のカラッとした晴れた空、温かい気温、南国独特の鳥の鳴き声。
昨夜の不安は吹き飛んで、朝ご飯までテラスで過ごしました。
朝食のレストランは素敵なオープンテラスで、リッツカールトンということもあり、洋食中心です。
ですが、雨期だったからなのか常になのかわかりませんが、とにかくハエが多い。
パンにも飲み物にも油断してると、すぐハエがくっついています。
それもしばらくするとすっかり慣れ、手で払いながら楽しく食事できるまでに適応しました。
タクシー
当時は円高も相まって、インドネシアではタクシーを格安で乗ることができました。
ホテルでチャーターしてもらったタクシーで観光しました。
タクシーのドライバーは日本語が話せる方で、「昨日も日本人の〇〇(女性の下の名前)を乗せたんだ」
と名前がかかれたノートを見せてくれました。
ショッピングモールと寺院に行き、道中で「いつか日本においでよ」と何気なく言ったら、「日本に行くのは年収くらいのお金が必要で、高いから行けないよ」と言われました。
当時の私は、そういうことを知ってはいたけど、現実のこととして理解は出来ていなかったのだと、痛感しました。
シルバー
ドライバーが「知り合いの土産店に行かない?」と。
「いいよー」っと答え、連れられたのはシルバーアクセサリーのお店でした。
値段を見るとそこそこのお値段。
他の物価が安いこともあり、気に入るデザインもなかったので、見るだけで出ようとすると、「買った方がいい」攻撃、中々店から出してもらえません。
友人は断固として買わない姿勢で、私が買うしかないと7000円のシルバーのブレスレットを購入しました。(純銀だったので今なら激安)
よくあるお店からドライバーにバックが入るシステムだったのでしょう。
これも初海外の洗礼ですね。
チップ
夕食もドライバーおすすめの店に。
ビーチに椅子とテーブルが海の方を向いて並んだ、ロブスターが美味しいというレストラン。
ここは景色と雰囲気が良かったので結果として行ってよかったです。
海の写真を撮っていると、店の人が「写真撮ってあげる」と友人と2ショットの写真を撮ってもらいましたが、また出た、「チップ!」。
払おうとお金を出すと、「それじゃない、もっと高い札!」と。
やれやれですが、すっかり慣れてきました。
現実
翌日は旅行会社のツアーに組み込まれていた「タナロット寺院」へ行きました。
定番の観光地で、小さい子どもたちが絵葉書を売っていて、買うまで何度もついてきました。
帰りも交通量の多い道路で、赤ちゃんを抱いたお母さんが、車を横切り車道に入り、車の窓を何度も叩きました。
ガイドの方が窓を開けることはないですが、私は初めて「物乞い」を目の当たりにしショックでした。
物価が違うので、私たちの数千円もこちらでは大金。
一時的な援助が本当の意味で彼らの為にはならないということは知ってはいましたが、複雑な気持ちになりました。
学び多き旅
当時はガラケーで写真もほとんどなく、本当に記憶の中だけの思い出だけど、最近の旅行よりよっぽどよく覚えています。
コラムを書くにあたって最近の旅のことを思い出しても、苦労したり(いい意味でも悪い意味でも)ショックを受けるできごとが、あまりないように感じます。
最近は、配車アプリや翻訳アプリもあるし、世界中の人が旅慣れてるし観光客慣れしてるといいますか。
今はバリはどういう風に変わっているのか、また行きたいですね。
みさなんは初めての海外旅行、どこに行きました?