最近では、キャンプやアウトドアレジャーの人気が高まる一方で、自然災害への備えとして家庭に防災グッズを揃える人も増えています。
その中でも「カセットコンロ」は、屋外での調理に便利なだけでなく、災害時の非常用アイテムとしても非常に役立つ万能アイテムです。
本記事では、キャンプでも防災用としても活躍できる「万能カセットコンロ」を厳選してご紹介します。
普段のアウトドアライフを楽しみながら、万が一の備えも兼ねられる一台を選ぶことで、安心感がグッと高まります。
火力や持ち運びのしやすさ、さらに安全性も考慮したおすすめのカセットコンロを見つけて、いつでもどこでも安心して調理できる環境を整えましょう!
カセットコンロ選びのポイント
カセットコンロを選ぶ際には、用途や使う環境を考慮して以下のポイントに注目することが大切です。
火力の強さ
カセットコンロの火力は「kW(キロワット)」で表され、一般的には2.0kW以上が目安です。
強い火力があると調理時間が短縮でき、寒い季節や風のある場所でも安定した加熱ができます。
キャンプでの調理や、災害時に温かい食事を作るためには、2.5kW以上の火力があると便利です。
安全機能
圧力感知安全装置:ガスが過剰に発生したり圧力が高まると自動的にガスを遮断する機能がついているものが安心です。
不完全燃焼防止装置:酸欠による不完全燃焼を防ぐ機能があると、屋内やテント内での使用時にリスクを軽減できます。
転倒防止:コンロが転倒しないように、安定した設置面やロック機能があると安全です。
風防機能
屋外での使用を考えるなら、風を防ぐ「風防機能」がついていると便利です。
風によって火が消えにくくなるため、屋外でも安定して使用できます。
風防機能には、火口を囲むデザインや風防プレートがついているものなど、さまざまなタイプがあります。
コンパクトさ・軽量性
持ち運びやすいサイズや重量も重要です。
特にキャンプや非常時の持ち出し用としては、コンパクトで軽いモデルが重宝します。
また、収納ケースが付属していると、キャンプ道具や防災用品と一緒に保管しやすく便利です。
燃料の入手しやすさとコスト
カセットコンロの燃料には市販の「カセットガスボンベ」を使用するものが多く、入手しやすさが利点です。
ただし、メーカーによっては専用の燃料が必要な場合もあるので、汎用性の高い燃料が使えるタイプが安心です。
燃料のコストも重要です。
災害時や長期キャンプで燃料を多く使う場合、安価で手に入りやすいものだと経済的です。
多機能性
グリルや焼き網など、付属品が豊富なモデルや、調理の幅を広げられる多機能なタイプもあります。
キャンプで調理のバリエーションを楽しみたい方には、焼き料理や煮込み料理ができるタイプが便利です。
価格とコストパフォーマンス
カセットコンロにはさまざまな価格帯がありますが、キャンプでも防災でも使える「万能タイプ」はある程度の品質が求められるため、信頼できるメーカーのものがおすすめです。
長期使用を考慮して、機能と価格のバランスが良いものを選ぶと満足度が高くなります。
おすすめの万能カセットコンロ
IWATANI(イワタニ) カセットフー タフまる
空気は通しても、風は通さない「ダブル風防ユニット」と、炎長が短く、風の影響で炎が消えにくい「多孔式バーナー」搭載。
持ち運びに便利で収納しやすい、専用キャリングケースも付属し、屋外での使用に最適な、カセットコンロです。
耐荷重20kgでダッチオーブンOK、また焼肉プレートやたこ焼プレートなど別売りプレートも豊富で、色んな料理を愉しめます。
最大発熱量 | 3.3kW (2,800kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 鍋底の直径24㎝まで(小さい鍋は鍋底16㎝以上) |
ガス消費量 | 約236g/h |
連続燃焼時間 | 約75分(強火) |
安全装置 | 圧力感知安全装置、他 |
本体サイズ | 341×283×129mm (ケースサイズ 376×341×136mm) |
商品重量 | 約2.4㎏ |
IWATANI(イワタニ) カセットフー タフまるJr.
タフまるの機能を踏襲したコンパクトサイズのカセットコンロ。
コンパクトサイズの為、タフまるよりガス消費量も小さく長時間使えます。
耐荷重10㎏、8インチ以上のダッチオーブンや重たい土鍋を使う予定のない方はこちらがおすすめです。
最大発熱量 | 2.3kW(2,000kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 鍋上部の直径は20㎝まで (小さい鍋は、鍋底が11cm以上) |
ガス消費量 | 約169g/h |
連続燃焼時間 | 約102分(気温20~25℃・強火) |
安全装置 | 圧力感知安全装置、他 |
本体サイズ | 286×193×122mm (ケースサイズ 320×252×135mm) |
商品重量 | 約1.6㎏ |
アイリスオーヤマ カセットコンロ 省エネ IGC-S1
アイリスオーヤマの省エネタイプのカセットコンロ。
熱が逃げにくい内炎式のバナーを採用し、2.9kWの発熱量で、3.5火力kW相当の高火力を実現。
約1時間11分の連続燃焼が可能なので、ボンベ交換の手間が少なく、本体価格もリーズナブルで普段使いにも最適です。
最大発熱量 | 2.9kW(2500kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 鍋底の直径は15~26㎝まで 9号土鍋まで対応 |
ガス消費量 | 211g/h(周辺温度20℃) |
連続燃焼時間 | 約71分 |
安全装置 | 圧力感知ガス通路遮断方式 |
本体サイズ | 幅約33×奥行約27.4×高さ約10(cm) |
商品重量 | 約1.4kg |
FORE WINDS(フォアウィンズ)ラックスキャンプストーブ
イワタニのアウトドアブランドFORE WINDSのカセットコンロ。
トップカバーと風防リングで風に強い設計、さらに282 個の炎口からの力強い炎がサポートします。
トップカバーは取り外して使用することもできます。
最大発熱量 | 3.5Kw(3,000kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 目安として直径24cm以下まで |
ガス消費量 | ? |
連続燃焼時間 | 約70分(気温20-25℃・強火) |
安全装置 | ? |
本体サイズ | 使用時寸法 380×329×324mm 収納時寸法 380×329×110mm |
商品重量 | 約2.8kg |
Aladdin(アラジン)ポータブル ガス カセットコンロ kama-do シングル
「かまど」をイメージしたカセットコンロ。
持ち運びがしやすく、ベランダやキャンプ場でも活用できます。
耐風性に優れたトルネードバーナーを、コンロの本体に潜り込ませるように配置。
さらに、取り外しができる風よけトップカバーもついており、風が吹いても火が消えにくい設計です。
最大発熱量 | 2.8kW(2400kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 鍋底直径15~24cm |
ガス消費量 | ? |
連続燃焼時間 | 約70分(最大2.9kW運転時) |
安全装置 | 圧力感知安全装置(ガス通路閉止型) |
本体サイズ | 幅300×高さ350×奥行き412(mm) (収納時)幅300×高さ166×奥行き314(mm) |
商品重量 | 約3.3 kg |
snow peak(スノーピーク) Home & Camp Burner
五徳を本体部分に収まるボトル形状のカセットコンロ。
アウトドアブランドsnow peakらしいスタイリッシュなデザイン。
スペースをとらないので、持ち運びしやすく、アウトドアでも大活躍です。
最大発熱量 | 2.4kw(2100kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 最小直径14cm~最大30cm ダッチオーブン使用不可 |
ガス消費量 | 178g/h(気温20〜25℃) |
連続燃焼時間 | 約110分 |
安全装置 | ? |
本体サイズ | 346×301×120(h)mm (収納時)90×120×255(h)mm |
商品重量 | 約1.4kg |
FORE WINDS(フォアウィンズ)フォールディングキャンプストーブ
収納時はカセットこんろと分からないデザインで、誰でも簡単に組立てられるように設計。
ステンレス製のヒートシールドは輻射熱によるテーブルへのダメージを抑えます。
ハンドル付きで持ち運びも簡単です。
最大発熱量 | 2.2kW(1,900kcal/h) |
使用できる鍋の大きさ | 目安として直径24cm以下まで |
ガス消費量 | ? |
連続燃焼時間 | 約120分(気温20-25℃・強火) |
安全装置 | ? |
本体サイズ | 幅317×奥行288×高120mm (収納時)幅111×奥行285×高114mm |
商品重量 | 約1.6kg |
カセットコンロの売れ筋ランキング
まとめ
カセットコンロは、キャンプやアウトドアでの調理だけでなく、災害時の備えとしても非常に役立つ便利なアイテムです。
火力の強さや安全機能、風防機能、そして携帯性や燃料の入手しやすさなど、選び方のポイントを押さえることで、より満足度の高い製品を見つけられます。
「キャンプも災害時もこれ1台」で活用できる万能カセットコンロを準備しておけば、アウトドアシーンも災害への備えも充実します。
家族の安全と快適さのために、使い勝手の良いカセットコンロをひとつ用意しておくと、いざという時にも安心ですね。